栄養と日常生活#047:血液型ダイエット(5)

最初にお断りしておきます。
自分は血液型で性格判断をしようとは微塵にも思っておりません。
人は、それぞれの生まれた土地、時代、環境、両親や親類、友人関係など人間関係などで、性格は築かれるものだと信じています。
故に血液型で性格判断は出来るとは思っていません。
しかし今までの経験から、血液型による相性は多少はあるような気はしています。

ある時、高校時代の気の合う友人が集まった際に、血液型の話しになりました。
すると何と10名近くいた友人たちは、全員A型だったのです。
驚きました。偶然とはいえ、そんなことが有り得るのかと・・・

今回、血液型による健康ダイエットをご紹介する上で、色々と悩みました。
食に関わることに、血液型で判断して、「貴方はO型だから、これは食べても良いけど、これはダメ」などと決めつけても良いのか迷いました。
血液型の科学 (祥伝社新書) もちろん最終的な結論は出ていません。が、ある傾向として受け止めて頂ければと思います。

基本的なデータは以前ご紹介したピーター・ダダモ博士藤田紘一郎先生の著書から得たものです。
そこに自分の経験を加えました。

 

まずはO型から始めます。
それは私たちの祖先はO型から始まったからです。

元々はアフリカで発生したネアンデルタール人はO型でした。
O型の主生活は狩猟です。
それから約4万年前頃にクロマニヨン人が発生したと言われています。

しかし2~3万年前にアフリカの人口が増え過ぎて、多くの動物が減り始めたことが要因となって、人類は全世界に移住を始めたと考えられています。
当時の人間はO型でしたから、今でも多くの原住民はO型が多いようです。
不思議な点も多いのですが、何故かO型なのです。

つまりO型の人は、狩猟民族の食事が適応することになります。
つまり主な食事は肉類と野菜が適しています。
しかし問題なのは、穀類、パン、豆類、そして乳製品が合わないということです。。

特にO型の人は何故か小麦が合いません。
特に小麦粉に含まれるグルテンに適応できないというデータが出ています。
グルテンは小麦粉に粘り(コシ)を作り出す成分です。
この数年、アメリカではグルテンが注目されています。
何故かアメリカから帰国した人たちは、口を揃えたように、“グルテン、グルテン”と騒ぎ立てます。
確かにアメリカ人の41%はO型です(ちなみに日本人は31%)。
そう、グルテンは、前回ご紹介したレクチンの一種で、タンパク質の仲間です。
でもグルテンが問題になるとしたら、“グルテンが豊富”と謳って宣伝している讃岐ウドンはどうなるのでしょう。そこで今回は“讃岐ウドン”を基に色々と調べてみました。

カイチュウ博士のオトコ強化論 (双葉新書) ネットで調べてみると、驚く情報が得られました。
日本の土地での血液型の分布を調べてみると、何と四国は圧倒的にA型が多いのです。
極端な結論ですが、讃岐ウドンの特産地である香川県を含め、徳島県、高知県、愛媛県にはA型が多い傾向があるようです。
詳細は次回に持ち越しますが、、A型は小麦に適応するのです。
これは偶然の一致でしょうか。
ビックリしました。

更なるデータを収集してみるつもりですが、どうも“食”と“風土”が血液型と深い関係を持つように思えてきました。
“粗食”で著名な幕内秀夫さんが“風土はフード(Food:食事)”と表現していますが、まさに現実になってきたような気がします。
“日本人には日本食”と多くの栄養学者が提唱しているのも頷けます。

O型の人に合わないとされる主な食材をご紹介します。
決して無理はせず、体調が崩れている時や、選択肢がある時に控える程度で良いと思います。

 

<O型の人に合わないとされる主な食材>

  • 肉類:豚
  • 魚類:キャビア、巻貝、スモークサーモン、タコ
  • 乳製品:殆どのチーズ類(バター、モッツアレラチーズを除く)、牛乳、ヨーグルト
  • 豆類:赤・白インゲン、レンズ豆
  • パン類:小麦を使ったパン類、ベーグル、マフィン類
  • 穀物:小麦を使ったパスタ、クスクス、オート麦粉
  • 野菜:アボガド、白菜、キャベツ、トウモロコシ、ナス、マッシュルーム、しいたけ、オリーブ、ジャガイモ、アルファルファ、芽キャベツ
  • 果物:ブラックベリー、ココナッツ、メロン、オレンジ、イチゴ、ミカン
  • 香辛料:シナモン、コーンスターチ、ナツメグ、黒・白コショウ、バニラ、りんご酢、ワインビネガー
  • ジャム:ケチャップ、ピクルス
  • 飲料:コーヒー、蒸留酒、コーラ、ソーダ、清涼飲料水、紅茶