栄養と日常生活#048:血液型ダイエット(6):A型

A型は紀元前2.5万年前から1.5万年前に、アジアか中東で発生したと考えられています。
O型である狩猟民族であった時代から、定住型の農耕民族に変化したことで、A型が発生したようです。
穀物を栽培し、家畜を飼うことで、狩猟を主としていた人々の生活は一変したのです。

これは自分には受け入れ難いダーウィンの“進化論”における“突然変異”に相当することなのかも知れません。
しかし自分としてはラマルクの“要、不要の法則”として考えたいと思います。

一定の土地に住みつき、人口の多い社会で生き残るために、集団生活を受け入れるように、肉食に適した消化能力を不要とし、穀類を主食とする消化器官を必要としたのではないのでしょうか。
実際に、人口密度が高い社会で発生しやすいコレラや天然痘に対して、A型はO型よりも、生き残る率が高いことが示されています。
藤田紘一郎 先生の考えに一致します。

パラサイト式血液型診断(藤田紘一郎著).アジアや中東から発生したA型は、地中海やアドリア海、エーゲ海の沿岸に広がって行きますが、不思議なことにアジアに属する日本もA型が一番多いのです(38%)。

一説ですが、日本は3万年前にモンゴロイドが大移動で侵入し、当時はO型が主流だったようです。
次にB型のモンゴロイドが1.5万年前に流入して、最後に稲作の技術を持ったA型が進入してきたのが5千年前と考えられているようです
そうすると、5千年前に日本にやって来た人種が、それ以前に定住していたO型やB型を圧倒してしまったことになります。

血液型が抱く数々の不思議なデータは、自分にとって生涯を掛けての課題となりました。
残りの人生、じっくり時間をかけて、ゆっくりと考えて行きたいと思います。

 

 

ではA型の特徴をご紹介します。

血液型の暗号(藤田紘一郎著)まず菜食に適応する血液型ですので、マクロビオティックのような食が適しているようです。
A型は繊細な消化管を持ち、胃酸の分泌が少ないので、胃酸と共に分泌される内因子(タンパク質)が少ないので、ビタミンB12を吸収し難く、悪性貧血になる率が上がります。
またA型の免疫系は異物に対する耐性を備え持ちますが、特定の腫瘍には弱い傾向があるようです。

A型はO型とは正反対の特徴を持ち、動物性タンパク質がO型にとって代謝の効率を高めるのに対して、動物性タンパク質はA型の代謝を低下させ、脂肪として蓄積してしまいます。
反対に植物性タンパク質は代謝を高めます。

 

A型の人が避けたほうがよい食品リスト;

 
  • 肉類:
    ベーコン、ハム、サラミ、ソーセージ(これらの亜硫酸塩を含む食品は、胃酸の分泌が少ないA型には合いません)、牛、鴨、マトン、豚、鹿
  • 魚介類:
    アンチョビ、キャビア、貝類(例外でエスカルゴはA型のガンを防ぎます)、カニ、ニシン、カニ類、スモークサーモン、タコ、イカ
  • 卵と乳製品:
    ヨーグルト、ゴート(ヤギ)以外の乳製品(チーズも含む)
  • ナッツ類:
    ブラジルナッツ、カシューナッツ、ピスタチオ(ピーナッツやカボチャの種はA型にとって抗癌作用があるので2日に1回は食べることをお勧め)
  • 豆類:(A型にとって重要なタンパク質源ですが、例外があります)
    赤インゲン、白インゲン、ライ豆、ヒヨコ豆
  • パンとマフィン:
    イングリッシュマフィン、全粒小麦パン
  • 穀物とパスタ:(A型は穀物が主食ですが、例外があります)
    精白小麦粉、全粒小麦粉、ホウレン草パスタ
  • 野菜:
    白菜、キャベツ、ナス、マッシュルーム、シイタケ、オリーブ、ピーマン、イモ類、唐辛子
  • 果物:(パイナップルを除いたトロピカルフルーツ)
    バナナ、ココナッツ、マンゴー、メロン、オレンジ、パパイヤ、みかん
  • ジュース:
    オレンジ、パパイヤ、トマト(トマトにはパンヘマグルチナンと呼ばれるレクチンが含まれ、O型とAB型以外には悪影響を与えるそうです)
  • 香辛料、調味料:
    ゼラチン、白・黒コショウ、リンゴ酢、ビネガー、バルサミコ酢
  • ジャム、ソース:
    マヨネーズ、ケチャップ、ウースターソース(栄養学者である幕内 秀夫さんは、これらを総称してマヨケソと呼んでいます)
  • 各種飲料:
    ビール、ソーダ、コーラ、清涼飲料水、紅茶
PS:
自分はA型なので、何とも辛いデータです。なるべく実生活に取り入れようと努力しています・・・

奄美世のごはん#046:基本の5

忙しさに、見上げることを忘れていたら、とうとうこいのぼりを見損ねてしまいました。

 

さて、糖質の摂取で気になるのが血糖値。血糖値とは、血液中のぶどう糖の量を示す値です。
食べ方や生き方に合わせて、私たちのからだはこの血液中のぶどう糖の量を、さまざまな方法で一定に保とうとします。

 

まず、血糖値を下げる作用をもつのがインスリン。
インスリンは、血中にぶどう糖が増えると分泌されます。
そして、身体の中の細胞や組織に働きかけ、血液中のぶどう糖量を調節します。
肝臓はインスリンの作用で、運び込まれたぶどう糖を貯蓄型に変えて貯めておきます。

ぶどう糖の貯金が上限を越えてしまうと、残りのぶどう糖は脂肪に変えられ脂肪細胞に運びこまれます。
脂肪細胞では脂肪の蓄積が進み、分解は抑制されます。

インスリンが存在するうちは、貯蓄型ぶどう糖を転換して血中に放出し血糖値を上げないように、肝臓が抑制されます。

どれも血糖値を下げる効果を持ちます。

筋肉は、静止時や激しい運動をしていない時で、インスリン分泌がない時は、脂肪をエネルギー源として利用していますが、食後に血糖が増えインスリンが分泌されると、ぶどう糖の取り込みと利用を優先します。

必要以上のぶどう糖が運び込まれると、筋肉は肝臓と同様にぶどう糖を貯蓄型に変換して貯えます。

筋肉もインスリンの作用で、血中のぶどう糖量を少なくするよう働きます。

他のほとんどの組織も、インスリンの作用でぶどう糖を取り込みエネルギー産生に使って、血糖値を下げます。

 

反対に血糖値を上げる作用を持つ物質はいくつかあります。

その中のひとつ、副腎の皮質が分泌するコルチゾル(糖質コルチコイドの一種)というホルモンは、感染症や暑さ寒さ、過剰な運動などの身体的なストレスや、精神的ストレスに適応するために働きます。
身体の細胞がぶどう糖を利用するのを抑制して、血液中のぶどう糖を増やします。
ストレス下で、脳が他の組織と競合せずにぶどう糖を利用するためです。

脳は他の細胞組織と違い、インスリンの作用がなくても、血中のぶどう糖を取り込んで利用することができるのです。

コルチゾルの作用で、肝臓は貯蓄型のぶどう糖を転換して、血中にぶどう糖を放出します。

ほとんどの組織では、細胞内のぶどう糖の利用速度が低下し、代わりに脂肪組織が放出した脂肪や、たんぱく質を分解したアミノ酸の利用が促されます。

また筋肉は、コルチゾルによりたんぱく質の合成を抑えて、たんぱく質を分解してアミノ酸を放出します。他の組織でも同様にたんぱく質を分解し、アミノ酸を放出します。

たんぱく質の合成の抑制は、特にリンパ節や筋肉で起こります。増加した血中のアミノ酸は、組織によるエネルギー代謝と、肝臓の酵素に利用されます。

強いストレスが続くと、コルチゾルが分泌され続けます。

分泌され続けるコルチゾルの作用で、たんぱく質や脂肪が分解され利用されます。

血糖値の上昇には、インスリン分泌がなされ、血糖値を下げて一定に保つよう身体に働きかけます。

ストレスに対応するために血糖の増加が必要になれば、コルチゾルが血糖値の上昇に働きます。

 

こころ や からだ をていねいに

上げすぎず 下げすぎず

良い加減に暮らすのは

なかなか ちょっと むずかしい

栄養と日常生活#047:血液型ダイエット(5)

最初にお断りしておきます。
自分は血液型で性格判断をしようとは微塵にも思っておりません。
人は、それぞれの生まれた土地、時代、環境、両親や親類、友人関係など人間関係などで、性格は築かれるものだと信じています。
故に血液型で性格判断は出来るとは思っていません。
しかし今までの経験から、血液型による相性は多少はあるような気はしています。

ある時、高校時代の気の合う友人が集まった際に、血液型の話しになりました。
すると何と10名近くいた友人たちは、全員A型だったのです。
驚きました。偶然とはいえ、そんなことが有り得るのかと・・・

今回、血液型による健康ダイエットをご紹介する上で、色々と悩みました。
食に関わることに、血液型で判断して、「貴方はO型だから、これは食べても良いけど、これはダメ」などと決めつけても良いのか迷いました。
血液型の科学 (祥伝社新書) もちろん最終的な結論は出ていません。が、ある傾向として受け止めて頂ければと思います。

基本的なデータは以前ご紹介したピーター・ダダモ博士藤田紘一郎先生の著書から得たものです。
そこに自分の経験を加えました。

 

まずはO型から始めます。
それは私たちの祖先はO型から始まったからです。

元々はアフリカで発生したネアンデルタール人はO型でした。
O型の主生活は狩猟です。
それから約4万年前頃にクロマニヨン人が発生したと言われています。

しかし2~3万年前にアフリカの人口が増え過ぎて、多くの動物が減り始めたことが要因となって、人類は全世界に移住を始めたと考えられています。
当時の人間はO型でしたから、今でも多くの原住民はO型が多いようです。
不思議な点も多いのですが、何故かO型なのです。

つまりO型の人は、狩猟民族の食事が適応することになります。
つまり主な食事は肉類と野菜が適しています。
しかし問題なのは、穀類、パン、豆類、そして乳製品が合わないということです。。

特にO型の人は何故か小麦が合いません。
特に小麦粉に含まれるグルテンに適応できないというデータが出ています。
グルテンは小麦粉に粘り(コシ)を作り出す成分です。
この数年、アメリカではグルテンが注目されています。
何故かアメリカから帰国した人たちは、口を揃えたように、“グルテン、グルテン”と騒ぎ立てます。
確かにアメリカ人の41%はO型です(ちなみに日本人は31%)。
そう、グルテンは、前回ご紹介したレクチンの一種で、タンパク質の仲間です。
でもグルテンが問題になるとしたら、“グルテンが豊富”と謳って宣伝している讃岐ウドンはどうなるのでしょう。そこで今回は“讃岐ウドン”を基に色々と調べてみました。

カイチュウ博士のオトコ強化論 (双葉新書) ネットで調べてみると、驚く情報が得られました。
日本の土地での血液型の分布を調べてみると、何と四国は圧倒的にA型が多いのです。
極端な結論ですが、讃岐ウドンの特産地である香川県を含め、徳島県、高知県、愛媛県にはA型が多い傾向があるようです。
詳細は次回に持ち越しますが、、A型は小麦に適応するのです。
これは偶然の一致でしょうか。
ビックリしました。

更なるデータを収集してみるつもりですが、どうも“食”と“風土”が血液型と深い関係を持つように思えてきました。
“粗食”で著名な幕内秀夫さんが“風土はフード(Food:食事)”と表現していますが、まさに現実になってきたような気がします。
“日本人には日本食”と多くの栄養学者が提唱しているのも頷けます。

O型の人に合わないとされる主な食材をご紹介します。
決して無理はせず、体調が崩れている時や、選択肢がある時に控える程度で良いと思います。

 

<O型の人に合わないとされる主な食材>

  • 肉類:豚
  • 魚類:キャビア、巻貝、スモークサーモン、タコ
  • 乳製品:殆どのチーズ類(バター、モッツアレラチーズを除く)、牛乳、ヨーグルト
  • 豆類:赤・白インゲン、レンズ豆
  • パン類:小麦を使ったパン類、ベーグル、マフィン類
  • 穀物:小麦を使ったパスタ、クスクス、オート麦粉
  • 野菜:アボガド、白菜、キャベツ、トウモロコシ、ナス、マッシュルーム、しいたけ、オリーブ、ジャガイモ、アルファルファ、芽キャベツ
  • 果物:ブラックベリー、ココナッツ、メロン、オレンジ、イチゴ、ミカン
  • 香辛料:シナモン、コーンスターチ、ナツメグ、黒・白コショウ、バニラ、りんご酢、ワインビネガー
  • ジャム:ケチャップ、ピクルス
  • 飲料:コーヒー、蒸留酒、コーラ、ソーダ、清涼飲料水、紅茶

奄美世のごはん#045:基本の4

わかってるけど、止められないんですよね、甘いもの。

私たちは、美味しいものを食べると、とても幸せな気分になります。
なんだか、とても優しくなります。

どうしてでしょう?

私たちが、美味しいものを食べることで得る満足感は、2つの作用により作られるそうです。

1つめは味覚です。美味しいものを食べると、舌にある細胞が味を感じます。その味覚の情報が神経を通って、「美味しい食べ物が身体に入ってきた」と脳に伝えます。

もう1つは、食べた後に身体の中で、血糖や食べ物に含まれていた様々な栄養素が増えたことを、脳が感知します。

この2つの作用が統合されて、脳の中の報酬系という部位に伝達されると、神経伝達物質のドーパミンやエンドルフィンが分泌され、心地いい感情や、多幸感をもたらすと考えられています。

そんなわけで、私たちは、甘い物の誘惑にまどわされるのです。

 

さんのかぼちゃ|奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion) 黒砂糖ラスク|奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion) お芋焼き|奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion)

 

2つの作用はまた、満腹中枢を活性化し、摂食中枢を抑制します。
お腹が満足して、食べるのを止めようとします。

fMRIの実験で、カロリーのある砂糖液と、カロリーのない合成甘味料液を摂取したときの、脳の反応を観察したら、こんな結果が出たそうです。

夏みかんピールの寒天|奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion)砂糖やぶどう糖を摂取した時には、舌で甘味を感じ、さらに吸収した後に血糖値が上昇するので、脳内で摂食の信号が抑制され、食べる欲求が抑えられます。

しかし、アスパルテームやマルトデキストリンなどの、合成甘味料の摂取では、舌の細胞は味を感じますが、血糖値を上昇させないので、摂食の信号の抑制が観察されません。

血糖が増えないので2つめの作用が起こらず、報酬系の活性もなされませんから、ドーパミンやエンドルフィンは分泌されず、食後の満足感が低下します。
これはさらに食べものを欲するきっかけともなります。

合成甘味料はまた、砂糖(蔗糖)より強い甘味を持つため、自然な甘味では満足できなくなります。
甘味への依存が高まったり、血糖値を上げないから、低エネルギーだからと、過剰な摂取につながる危険性もあります。

しかし、血糖値のコントロールが必要な人には、便利な甘味料です。
ていねいに、過剰摂取にならないよう、上手に利用しましょう。

 

何を食べますか
誰と食べますか
どこで食べますか

食べるものに感謝して
食べる楽しみをじっくりと味わう

 

小豆ごはん|奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion) フライパンクッキーよもぎ|奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion) 梅ジャム|奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion)

栄養と日常生活#046:血液型ダイエット(4)

前回は血液型について簡単な説明をさせて頂きました。
今回は、その血液型と食べ物との関係について考えてみたいと思います。

血液型によって影響を受けるのは、レクチンと呼ばれるタンパク質です。
レクチンとは、糖鎖に結合活性を示すタンパク質の総称と言われ、まだ完全には解明されていないようです。
それはレクチンは多量体を形成するため、分子サブドメイン内に糖認識サイトを1つしか持っていない場合でも、多量体を形成することで、糖鎖分子を介した架橋を形成する能力を発するからだそうです。

しかし、今回ご紹介させて頂いている多くの情報源であるピーター・ダダモ博士は、特定の血液型に反応するレクチンには注意が必要だと警鐘を鳴らしています。

 

ピーター・ダダモ博士;

アメリカを代表する自然療法学の医師。ワシントン州シアトルのジョン・バスティア大学自然療法医学卒業。血液型別健康法に着目した父ジェイムズの研究を発展させ、コネティカット州スタンフェードのクリニックで臨床に携わりながら、著作や講演活動を精力的にこなしている。「自然療法医療ジャーナル」誌の創刊者・名誉編集長でもある。
集英社文庫:“ダダモ博士の血液型健康ダイエット”より抜粋

タンパク質の生命科学―ポスト・ゲノム時代の主役 (中公新書) 博士は、私たちが普段摂取している食事に含まれるレクチンの95%は体外に排除されると説明しています。
しかし残りの5%は血液内に侵入して、赤血球や白血球を凝集させ、しかも破壊すると言っています。
そしてレクチンの働きは、消化管内で最も活発化され、敏感な腸の粘膜に激しい炎症を起こすことも多いそうです。
また特定の血液型に反応するレクチンの場合は、少量でも非常に多くの細胞を凝集させてしまうと提唱しています。

また、どの食品も危険であるのではないそうです。

レクチンを多く含む食品は、豆類、魚介類、穀物、野菜で、私たちは、特定な血液型に反応して凝集作用を起こすレクチンを避ければいいそうです。

例えば小麦に含まれるグルテンは有名ですが、グルテンは小腸の壁に凝集反応を起こし、腸にひどい炎症を起こしたり、腹痛を伴う過敏性腸症候群を引き起こします。
この事実は現在アメリカで注目されています。
特にO型の人は、グルテンによる反応を示しやすいと言われ、今ではグルテンフリーの食品まで流通しているようです。
ちなみにウナギの血中に含まれるレクチンは、O型の赤血球を凝集させてしまうことも証明されています。

食品によってレクチンの種類は異なります。
前述した小麦に含まれるレクチンと、大豆に含まれるレクチンの構造は異なりますので、それぞれの組み合わせの違う糖に密着します。
つまり小麦も大豆も病気の原因となるか、優れた栄養素になるかは、血液型で異なることになります。

タンパク質の一生―生命活動の舞台裏 (岩波新書)ロシアの研究者によると、精神障害者の脳は、ある種の食品に含まれるレクチンに対して、普通の人の脳よりも敏感に反応すると発表しています。
またアメリカでは、関節炎で苦しんでいる人たちの多くは、トマト、ナス、ジャガイモなどのナス科の野菜を避けている人が多いそうです。
何故ならナス科の植物には関節炎を悪化させるレクチンが非常に多く含まれているからだそうです。

特定な植物に含まれるレクチンは、白血球の受容体に働きかけ、白血球を急激に増殖させるそうです。

このような働きをするレクチンは、ミトゲン(分裂促進剤)と呼ばれ、ミトゲンは細胞同士をくっつけて血管を塞ぐのではなく、自分を他の物質にくっつけるのだそうです。
例えばヤマゴボウの葉や茎は、白血球の増殖を増やす働きの強いレクチンが含まれているそうです。

 

こう見てみると、自分たちは自分が持つ血液型の相性を知っておく方が良さそうです。
特に体調を崩している時は、自分の血液型に合わない食べ物は避けるべきではないでしょうか。

 

そこで次回から個別の血液型に合わない食べ物をご紹介したいと考えています。

奄美世のごはん#044:基本の3

春分の日は、太陽が出ている時間と沈んでいる時間がそろいます。

その日、太陽は真東から昇って、真西に沈みます。

一気に階段を駆け上がるように、血糖値を急激に上げてばかりいると、私たちの身体は疲れきってしまいます。
血糖の急激な増加を、なるべく穏やかにする工夫をしましょう。

そのためにはまず、糖質の種類の選択です。

つながる数が少なければ少ないほど、消化吸収の速度は速く、血糖の増加も急激になります。
このような糖質を減らしてあげると、身体は階段を駆け上がる必要が減って、他に働く余裕ができます。

加工した食べ物や飲み物を購入する時には、原材料の表示を確認して、〇〇糖という表示がある物を避けるといいでしょう。
甘酢:奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion)前回お伝えした、液体の異性化糖は身体にも環境にも負担をかけます。
調理をするときには、単糖類や2糖類など、精製された糖分を避けたり、使う量を減らしましょう。

オリゴ糖は消化吸収されにくいため、血糖の上昇を抑えるといわれます。
ところが、オリゴ糖使用をうたう商品の中には、オリゴ糖より蔗糖の割合が多かったり、スクラロースなどの合成甘味料を使用したものもあります。
原材料の表示を確認してみましょう。

お米やお芋のでんぷんは多糖類です。
糖がたくさんつながっている多糖類は、つながる糖が少ないものより消化に時間がかかるので、血糖を上げる速度は比較的遅くなります。
少ない糖より多糖類です。
加工の程度や精製度が低いと、各種の栄養素とともに食物繊維も一緒に摂ることができます。

 

大根葉:奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion)糖質の種類の選択ができないときは、食べるタイミングを利用します。

糖質の多い食品より先に、食物繊維を多く含む食品を食べましょう。
食物繊維によって消化吸収の速度が落ちるので、糖質の血中への吸収が穏やかになります。

食べ初めに野菜や海草など繊維質を多く含む料理を、よく噛んでゆっくり食べましょう。
ゆっくり食べることで、糖が体内に入ってくる速度を抑えることができます。
良く噛むことが満腹中枢を刺激して、食べ過ぎを防ぐことにもつながります。

また、陽が傾く前、日中のほうが血糖値が上がりにくいとする研究もあります。

 

唐揚げランチ:奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion)でもやはり、食べた分だけ血液中の糖は増えます。
精製度の低い多糖類を選んで、ゆっくり食べて、消化の速度を穏やかにしても、体内で使う先のない糖質は、一部を除いて脂肪に変換されて貯えられることになります。
この脂肪は、皮下にも臓器にも血管内にも蓄積します。

とはいえ糖質は食べる楽しみをもたらします。
無理な制限をするより、自分自身の良い加減を探してみてはいかがでしょうか。

血糖の恒常性維持において、食べることに加えて欲しいのは運動です。

運動をすると筋肉がエネルギー源として血中のぶどう糖を使います。
筋肉はインスリンの助けがないときでも、AMPキナーゼという酵素によって血中のぶどう糖を利用することができるのです。

 

ひとつ手前のバス停で降りる。
遠い方の改札を利用する。
出かける時に少しだけ遠回りをする。
駐車場の端っこを利用する。
片道だけ自転車を押して歩く。
階段の利用を増やす。

けっして激しい運動をする必要はありません。続けることが大切です。

 

そして・・・

一日を振り返る

一週間を振り返る

足りなかったものはありますか

食べ過ぎたものはなんでしょう

日没:奄美世のごはん by 古田朋子(Doctors' Suggestion)