栄養と日常生活#056:花粉症

“花粉症”の季節が訪れたようです。
巷ではマスクをしながら歩いている人が、随分と目立つようになりました。

実は自分は以前に2回程、花粉症を発症した経験があります。

1回目は、鼻水と“胆嚢”との関連があると知り、胆嚢系の治療をしてもらうと、見事に症状が無くなりました。
それから数年後に2回目の花粉症に襲われました。
その時は、胆嚢系の治療を受けても治りませんでした。
自分の症状を観察してみると、寝ている時は全く正常なのに、座ったり、立ったりするとクシャミや鼻水が止まりません。

最初に考えたのは、“起立性貧血”です。
寝た状態から、座ったり、立ったりすると、通常は直ぐに体が対応して血圧を調整するのですが、起立性貧血になると、体位の変化に反応できず、頭部が貧血状態になってしまう疾患です。
もう一つは“底冷え”です。
寝ている時は、布団やタオルをかけて寝ていましたので、体が温められて、症状が緩和するのではと考えたのです。

どちらかだろうとは考えていましたが、取り敢えず考えているだけでは埒が明きません。
まず休日にティッシュペーパーの箱を抱えて、新宿駅からロマンスカーに乗って、終点の湯本まで行き、日帰り温泉に半日以上入り、体に潜む毒素や汗を出してしまう作戦に挑みました。
すると、夕方に帰るために乗車したロマンスカーでは、一切クシャミや鼻水が止まり、美味しくビールを飲みながらの帰宅となりました。

元々、自分は鼻が弱く、何かがあると直ぐに鼻水の嵐に見舞われます(今では15~30分程度で回復します)。
大学時代はヨガの鼻の洗浄方法(1日に3回、片側の鼻からぬるま湯を入れ、口から出すのを左右3回ずつと、太陽に向けて口を開いて、太陽光で浄化する)を実行しました。
始めてから2週間ほどすると、突如としてコップ一杯になるほどの鼻汁が口と鼻から大量に出て、それきり治ったことがあります。
おそらく蓄膿症に近い状態であったと思われます。
それまでは、鼻にホコリやネコの毛が入っただけで、クシャミと鼻水に襲われ、全く手が付けられない状態でしたが、それ以降は多少のホコリやネコを触っても、平気になりました。
しかし自分にとって敏感な部位であることには、今でも変わりありません。

ですので、もし単発の花粉症でしたら、体の仕組みをしっかりと理解しているカイロプラクターを探し、胆嚢系統の検査や治療をしてもらうか、休日を利用して日帰り温泉治療を試してみるのがお勧めです。

しかし数年から数十年間も、毎年のように花粉症に悩まされている方には、前述した方法では、余り効果を得ることは困難だと思います。

そこで今回はBee Pollen(ビーポーレン;日本語に訳すと“花粉”になってしまいますが…)をご紹介します。
これはミツバチが運んだ花粉です。
専門的には、これは植物の花がミツバチなどの昆虫などで受粉する“虫媒花粉(ちゅうばいかふん)”のことで、一般的なスギなどの、風で運ばれる“風媒花粉(ふうばいかふん)”の花粉とは異なります。
つまり英語では、昆虫によって運ばれる花粉をBee Pollenと呼び、普通の風で運ばれる花粉は、単にPollenと呼びます。

方法はネットでBee pollenを購入(値段はマチマチなのでご自分で判断下さい)して頂き、一錠ずつ10分おきに飲んでみます。
そしてムズムズ感や、鼻水、クシャミなどが軽減するまで継続して摂取します。

この方法は1990年代に、アメリカの調査研究所に勤める医学博士が200名近くの喘息、花粉症、慢性的副鼻腔炎などの人に実験を行った報告があります。
結果としては、数名を除いた殆どの人に効果があったと発表しています。
効果(変化)が出るのは、始めて10分が平均で、早い人には1分少々で変化が認められたそうです。
Bee Pollenに含まれる、どの成分が効き目を示したかは、今の所、分かっていないようですが、「おそらく複数の成分が混合して効果が現れている」と考えられているようです。

もう一つの方法を試して見事に成功した話しを読んだことがあります。
それは自然食品で売られている“蜂の巣”を購入してきて、蜜を除いた“巣”をハサミで刻んで摂取したことで、長年苦しんだ花粉症から解放されたという話しです。
どこで採れた“蜂の巣”であるかを確認して下さい。

しかし問題が一つあります。
以前にハチに刺されて、アレルギーを抱えている人がいます。
その人たちは再度ハチに刺されると、アナフィラキシー・ショック(激しいアレルギー反応)を起こす可能性があります。
Bee Pollenでも反応を起こす可能性がありますので、以前ハチミツを食べたり、飲んだりした後に体調を崩した人や、ハチに刺された苦い経験がある人は、Bee Pollenの錠剤(もしくは液体)を1錠でも摂取した後に、アレルギー反応が出たら、直ちに摂取を中断してください。
また乳幼児には適応しませんのでご注意ください。

どちらにしても、毎年のように、抗ヒスタミン薬を始めとする様々な医薬品や、アレルゲンの注射を受けるよりは自然な試みだと思います。

試してみる価値は十分にあると思います。