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いちご

3月も残りわずかとなりました。
昨日はぽかぽか陽気でお出かけ日和でしたが、今日は生憎の雨…しかしショッピングモールは増税前のかけこみ需要か、とても混雑していました(^_^.)

この時期スーパーの店頭にずらっと並べられている「いちご」について取り上げたいと思います。
いちごについては、毎年のように取り上げさせていただいていますが、真っ赤なイチゴを見ると春を感じますね。

IMG_4191ビタミンCが豊富ないちごは、風邪の予防、肌の新陳代謝を高める効果があり、女性にとってはとても嬉しい効果のある果物です。

今日テレビで、いちごはヘタも食べられると、調理法が紹介されていました。

ヘタの部分を1分ほど茹で、冷水で冷まし、酢みそで和えるというものです。

ヘタを食べるという発想は今までなかったです。
しかしその番組を見ていて、果物や野菜の皮など普段捨てている部分にも多くの栄養が含まれていることに、あらためて気づかされました。
機会があれば挑戦してみようと思います。

立春が過ぎ、段々と日が長くなり暖かくなってきました。
季節の変わり目、体調を崩さないよう気をつけましょう。

奄美世のごはん#033:うちのごはん

如月は陰暦の二月。
草木が更生する意なのだそうです。

この月に、陽が延び始める春分を迎えます。
寒さに縮こまっていた身体が、陽の光に解きほぐされて、柔らかくなり、開いていきます。

とは言え、大雪、寒気、と真冬に逆戻りするのも如月。
葉っぱの野菜も、春の野菜も、高値が続きます。

 

そんな時、「朋子先生はどんなごはんを食べてるの?」と、質問をいただきました。
えらそうな事を書き綴っているので、どれだけ手をかけ、暇をかけているのだろうと思われたのでしょう。

雪のため青物が少なく、色合いに欠けお恥ずかしいのですが、このところの“うちのごはん”を撮ってみました。

 

“うちのごはん”の基本はやっぱり、
ごはん、みそ汁、そして旬の野菜

白菜とねぎのみそ汁・野菜の煮物・にんじんの漬物(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.com白菜とにんじんとアオサのみそ汁・蒸したブロッコリー・焼いたがんもどき(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.com

豆腐と大根とにんじんと油揚げとねぎのみそ汁・切干大根と昆布の炊いたもの(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.comたまねぎと小松菜と油揚げのみそ汁・鶏肉と野菜の煮物(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.com

 

成長期の子どもたちも、同じものを食べています。
量は、一人一人のお腹に合わせて、器に盛ります。

にんじんとねぎのみそ汁・カツオのたたきと水菜の丼(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.com食卓をみて、もの足りないと感じるときは、各々が自分の身体に合わせて、漬物や納豆を出してきて組み合わせます。

 

料理のセンスを持ち合わせていないうえに、面倒くさがりの私に続けられるのは、このレベルがいいところ。

ごはんは玄米を基礎に、身体や時期に合わせて胚芽米を足して炊きます。

 

畑(八百屋)や、釣り(魚屋)に行けない日が続いたときは、乾物とベランダの鉢植えの野菜で、お茶を濁します。

そして、1日か2日かけて、理想のお弁当箱のバランスに近づける、ただそれだけです。

お酒はビールかワイン、たまに黒糖焼酎。
外食はハレの日のお楽しみ。

野生に育った私には、暗くならない都会の夜がひどいストレッサーとなるので、今の土地に移った頃から、ビタミンCのサプリメント。
40歳を過ぎた冬に、手先やかかとのひび割れが始まったので、末梢循環のためにビタミンE。
おかげで、ハンドクリームを使わずに、患者さんの身体に触れることができています。

そしてときどき、頭と体で反芻します。
心と身体が、ほんとうにおいしい と感じたか、と。
心と身体が、充分に満たされたか、と。

ハンダマと卵の雑炊(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.com小松菜の雑炊(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.com

 

仕事にかまけていて、とうとう青物が底をついた大雨の夜。
思いもかけず長ネギをひと抱えいただきました。

翌朝の雑炊とお弁当に、きれいな緑が映えました。

いただいたネギの煮物(奄美世のごはん by古田朋子)|DoctorsSuggestion.com

栄養と日常生活#033(仲井DC)

自分がビタミンCの重要性を確信したのは、十数年前だったと思います。
たしか栄養学を本格的に勉強し始めた頃で、体内で発生する“酸化物質”が多くの疾患の原因であると報告され、栄養学界隈では“抗酸化剤”が大きな話題になりました。
その抗酸化剤となる代表的な栄養素の一つがビタミンCでした。

以前ご紹介したように、自分が栄養学の勉強を始めたのは、ジョナサン・ライト博士が著した「新・栄養療法」が最初でした。
次に挑戦したのはライト博士の本を翻訳した丸元康夫さんの父親であり、日本の栄養学のパイオニアの一人でおられる丸元淑生 先生の「図解 豊かさの栄養学」でした。

33-1両書共にビタミンCの重要性を数多く紹介してあったのです。

まずビタミンCを体内で産生出来ない動物は、ヒトと一部のサルとモルモットだけであること(他の動物は肝臓でビタミンCを産生します)。
そして動物がストレスに対応するためには、副腎で作られるホルモンが必須であり、その産生の為にはビタミンCが不可欠であること。
お酒を飲むと体内のビタミンCの排出が増えてしまうこと。
タバコを吸うと、これも体内のビタミンCが失われてしてしまう(1本吸う毎に0.25mgが消失)こと等々です。

33-2そしてライナス・ポーリング博士の存在も大きかったと思います。

ポーリング博士は1970年代にビタミンCの重要性を説いた科学者で、二度に渡る化学賞と平和賞のノーベル賞受賞者としても有名です。

ポーリング博士は1970年に「ビタミンCとカゼ」という本を出版し、さらば風邪薬!(ポーリング博士)世界中でベストセラーになりました(邦訳は講談社から「さらば風邪薬」として1971年に刊行されたそうです)。

勢い付いたポーリング博士は、1979年にスコットランドのエワン・キャメロン博士との共著で「ガンとビタミンC」を刊行しています。
しかし、医師ではなかったポーリング博士(化学者)は医学界にとっては受け入れがたい存在だったようで、名実共に世界的な医療機関であるメイヨ-・クリニックで追跡調査が成され(経口投与だけで静脈点滴はしなかった)、ガンに対するビタミンCの効果は全く証明されなかったと発表されてしまい、世界中が興醒めしてしまったのです。
自分も確か中学生の頃に、カゼにビタミンCが効くと聞いたことを覚えています。
ビタミンCは薬ではありませんから、製薬会社にとっても邪魔な存在だったのかも知れません。

33-3しかしポーリング博士は、自分自身で1日に大量のビタミンCを摂取し続け、92歳まで人生を全うして他界しています。
ポーリング博士のことは、「ビタミンCがガン細胞を殺す」柳澤 厚生 著(角川SSC新書)に詳しく紹介されていますので、是非ご参考にして下さい。

そしてポーリング博士の意志を継いだ科学者達が研究を続け、今では大量なビタミンCの摂取によるガンへの治療効果が証明され、今アメリカでは、1万人以上の医師がガン患者にビタミンCを投与しているそうです。
日本でもアメリカに“右に習え”で、ビタミンC療法を用いる医師が増えています。

実際にもうすぐ5年になりますが、当オフィスに腰痛でメンテナンスでいらしていた女性が、乳癌と診断を受けました。
胸のシコリは10年以上前からあったのですが、検査を受けてもらった時は陰性という診断でした。
しかし5年前に再検査を受けた際に、乳癌だと診断を受け、直ぐに手術を受けるように医師に勧められていると教えてくれました。
それを聞いて驚いた自分は、動揺を隠して何とか冷静を装い、「少なくても幾つかの医療機関でセカンド・オピニオンを聞くべきだと思います」と伝えました。
その意見に同意した彼女は、乳癌の治療で有名な合計4名の乳癌専医の意見を聞いて回ったそうです。
すると4人共に治療方針が異なり、どの医師を信用して良いのか分からないと言います。

タイミングよく、その頃の自分は何冊かのガンに対する本や、ガンに対する大量のビタミンC摂取治療の本を読んでいたので、「こんな本もあるから参考に読んでみたらみたらどうですか」と数冊の本をお貸ししました。
彼女は熱心に本を読み、「超高濃度のビタミンC点滴療法を試してみたいと思います」と決心しました。
しかし当時は、ビタミンCだけの単発で治療を受け入れてくれる医師は多くはありませんでした。多くの医師は、ガンに対する三大治療(抗癌剤、手術、放射線)に併行した形で、ビタミンC療法を取り入れていました。(現時点でもそうかも知れません)

imageしかし「超高濃度ビタミンC点滴療法」(PHP)を著した水上 治 先生のクリニックが、ビタミンC単独の療法を受け入れてくれました。
自分は水上先生が、以前働いていた病院で栄養学を取り入れた治療をしていたことを知っていたので、きっと聞き入れてくれると思ったのです。

治療を始めた最初の3ケ月は大きな変化がありませんでしたが、6ケ月目頃から縮小が認められ、今では半減した状態を維持しています。転移も認められないので、今では自分は彼女のガンは、“ガンもどき”状態になっていると考えています。
完治することを願っていますが、診断を受けてから5年経ちますので、余り焦らずに温かく見守って行こうと考えています。

まだまだビタミンCの威力を完全に受け入れているわけではありませんが、抗酸化剤としての威力は認めても良いと考えています。
彼女に聞いて驚いたのは、大量のビタミンCの静脈点滴を受けていると、途中で喉が渇き、大量の水分を補給する必要があるそうです。
今までは、喉が渇いたらビタミンC入りのスポーツドリンクを飲むというイメージがあったので、反対にビタミンCの点滴を受けると、喉が渇くとは想定外でした。驚きの情報でした。

これからも新たな情報が発表されることでしょう。
聞き耳を立て、しっかりと受け止めたいと思います。

次回は今までに判明しているビタミンCについてご紹介して行きます。