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9月19日 中秋の名月/にんにく

今日は「中秋の名月」。
中秋の名月は、旧暦の8月15日に当たるこの日に見られる月のことを指し、日本では供え物をしてIMG_0886月見を楽しむ習慣があるようです。
日本では9世紀末ごろからこの日の月を愛でる習慣が始まったようで、月見の供え物としては、月見団子やススキが有名です。

今年の中秋の名月は、2011年、2012年に続き満月だそうですが、毎年必ず満月というわけではなく、次に中秋の名月で満月が見られるのは2021年になるそうです。

…8年後はなにしてるかな~?

 

今回は「にんにく」についてです。

年中出回っていますが、新物が出回るのは5~9月だそうです。

IMG_0874にんにくは、玉ねぎの仲間で、独特の香りから世界各地で重要な香辛料として使われていますが、特にアジアで多く栽培されています。
独特な香りは玉ねぎと同様、硫化アリルによるもので、殺菌作用があり、風邪の予防にも効果的!

 

 

また、にんにくに含まれる「亜鉛」と「アリチアミン」には、精神を安定させ、不眠やストレスなどを緩和させる効果も。
この鎮静効果や、血行をよくする様々な効果が相乗し、特に安眠に大きく作用して、不眠解消と疲労回復を促進させる大きな効果があるとされています。

その他、にんにくに含まれる「アリシン」は血中のコレステロール値を下げ、血行を促進、細胞の新陳代謝や老化防止する作用があります。

普通は香辛料として使われます。
においがきついので、なかなかそのまま食べることは多くありません。
ところが最近、あるお店で「サラダにんにく」として売られているのを見つけました(゜▽゜)

とても食べやすく美味しくいただきました☆

朝晩肌寒く感じるようになり、日中との気温差があるため、体調を崩されている人も多いようですので、にんにくオススメです!!

奄美世のごはん#027:貧血

今回からしばらく、貧血について考えてみたいと思います。

身近にありすぎるからでしょうか、多くの方が貧血の傾向にあることを、とても軽視しているように思うのです。

特に心配なのは、成長期の子どもたちや、思春期の女の子、そして激しい運動をする方も。
大抵の女性は、妊娠すると急に意識し始めるのですが、できることならそのずっと前に貧血を改善しておいて欲しいと思います。

慢性化している場合は、症状に慣れてしまいます。
ご本人が症状を感じていない場合は、食事や生活の指導をしても、あまり熱心には聞いていただけません。

血液検査(古田 朋子『奄美世のごはん』)|DoctorsSuggestion.com血液検査で貧血の診断が出ても、「様子をみましょう」と言われ、「症状がないから」と放っておいたり、また貧血の数値にまったく触れない医師もいます。

血液検査の数値が基準値の範囲内であっても、低い場合や、以前の検査値より悪くなっているようなら、要注意です。

血液中の固形成分には、赤血球と白血球と血小板などがあって、白血球は、細菌やウイルスから身体を守る働きをします。
血小板は、ケガなどの傷口をふさぐ働きをします。



さて、赤血球です。
赤血球は身体のすみずみまで酸素を運んでくれます。
赤血球の数が減ったり、機能が低下すると、酸素が運ばれにくくなります。

この状態が貧血です。

身体のあちこちで酸素が足りなくなって、いろいろな不具合が生じます。

身体の中で最も大量に酸素を必要とするのは脳です。
自律神経がうまく働かなくなるため、めまいや立ちくらみ、頭痛、頭重、眠気などが起こります。

どの臓器であっても、組織であっても、酸欠が起こります。
疲れや、だるさ、筋力の低下。
消化器の働きが低下すると、食欲不振、下痢、便秘、嘔吐。
女性の場合は月経が止まることもあります。
生きることが優先されますから、生殖は二の次になってしまうのです。

貧血にはいくつかの種類がありますが、最も多いのが『鉄欠乏性貧血』です。

間引き菜(古田 朋子『奄美世のごはん』)|DoctorsSuggestion.com赤血球の中のヘモグロビンという色素に鉄が含まれていて、この鉄分が酸素と結びつくことで、全身に酸素を運びます。

寿命を全うした赤血球が壊される時、その中の鉄は再利用もされますし、バランスの良い食事を摂っていれば、鉄分の不足は起こりにくいのです。
しかし、ダイエットで食事の絶対量が少なかったり、編食で食品のバランスが偏っていたりすると、鉄の供給が不足します。

また、成長期には血液量が急激に増えるので、鉄の需要が高くなります。
妊娠期や授乳期にも、赤ちゃんの成長のために大量に必要になります。
この需要を満たすことができないと、鉄欠乏性の貧血になってしまいます。

てんし野菜(古田 朋子『奄美世のごはん』)|DoctorsSuggestion.com子宮からの不正出血、消化器の潰瘍やがんの出血、痔なども、たとえ少量であっても慢性的に出血していると、鉄欠乏の危険性があります。

鉄分の吸収には胃酸が必要なので、栄養価の高い食事をしていても、胃潰瘍や胃炎で胃酸の分泌に異常があると、鉄分をしっかりと吸収できずに、欠乏している場合もあります。

鉄剤で鉄を補給するだけで良いかというと、そうではありません。
赤血球の幹の細胞が成熟して、完成された赤血球になり機能するには、カロチン(ビタミンA)・ビタミンB群(特にビタミンB12・葉酸)・ビタミンE・コレステロール・たんぱく質が充分に必要です。

はんだま(古田 朋子『奄美世のごはん』)|DoctorsSuggestion.com不必要に食事を抜いたり、偏った○○抜きダイエットなどで、食事の量や回数が減ると、さまざまな食品から、バランス良く栄養素を摂ることが難しくなります。

鉄分とビタミンを豊富に含む食品を、しっかり食べましょう。

小松菜・ほうれん草・春菊・おかひじき・大豆・枝豆・とうふ・納豆・海藻・かき・あさり・・・

レバーによる補給は、急な対処としてはよいのですが、デメリットがとても多いので、常食にはお勧めしません。

 

暑さで低下していた食欲が、秋の深まりとともに戻ってきます。
身体を作り変えるチャンスです。
必要なものを 必要なだけ 食べる。

基本は、ご飯・みそ汁・旬のもの

夕陽アダン影文広(古田 朋子『奄美世のごはん』)|DoctorsSuggestion.com

栄養と日常生活#027(仲井DC)

ビタミンB2はリボフラビン、またはラクトフラビンとも呼ばれます。
ビタミンB2は水溶性のビタミンで、熱や酸に強く、通常の調理では失われない性質を持ちます。

昔は成長因子として知られ、ビタミンGと呼ばれていたこともあるそうです。
基本的には成長と生殖の補助をしますが、3大栄養素(炭水化物、脂肪、タンパク質)の代謝、呼吸、赤血球の形成、抗体の産生にも必要です。
また正常な甲状腺の活性や維持、皮膚、爪、頭髪などの健康維持にも不可欠であることも判明しています。
多くの目の疾患の予防や治療にも役立ち、目の充血や、乾燥、かゆみ、眼精疲労にも効果があることが分かっています。

27ー1成人男子には1日に1.2mg、成人女性は1.0mgの摂取が勧められています。
そしてビタミンB2は尿の色を黄色にします(これについては後述)。
よくビタミンCを大量に摂取すると、尿が黄色くなると聞くことがありますが、ビタミンCは無色ですので、尿の色が黄色くなることはありません。
ちなみに正常な健康な尿は、少し黄色い状態です。
無色ではありませんのでご注意を。

 

 

ビタミンB2が不足すると多くの症状が現われます;

  • 生長の遅延や早期老化
  • 白内障や角膜炎などの眼の障害
  • 口角炎や口内炎、咽頭痛などの口腔疾患
  • 生殖器の炎症や痒みと胃腸障害
  • 筋の痙攣
  • 経口避妊薬はB2、B6のレベルを減少させる
  • アルコールはB1、B2、Cのレベルを減少させる

等々、様々な問題を引き起こします。

 

27ー2では過剰にビタミンB2を摂取したらどうでしょう。
1日に必要な量よりも数百倍レベルを長期続けても無害であることが分かっていますが、1日に400mg以上摂取すると、下痢や多尿が起こるそうです。
しかしそんなに摂取する人は多分いませんので、まず無害だと考えてよさそうです。

 

ここで体験談をご紹介します。

自分には父親から受け継いだ“痛風”があります。
最初に発症したのはカイロプラクティックの大学にいた頃で、何故か大きなテストが終わって、数日経つと発症していました。
酷い頃は1年に2~3回も発症していました。
アメリカでの車社会による運動不足、ストレス、食べ過ぎが引き金だったと思っています。
もちろん薬は一切服用していません。

帰国して電車通勤に変わったお陰で、体重が直ぐに10キロ以上減少したことが幸いして、発症は1年に1回程度に減りました。
しかし悔しいではありませんか。
何とか自然な方法で治せないかと地団駄を踏む生活でした。

それがある時に思い付いたのです。
痛風になりますと、もちろん足首や膝がゾウさんの様に膨れ上がり、歩くなんてとんでもない程の痛みが数日続きます。
するとオレンジ色に近い尿の色が2~3日続くことに気付きました。
しかも暫く観察していると(数十秒程度)、徐々にオレンジ色の成分が分離して、便器の底に沈澱して行くのです(変態ではありません、研究者としての観察ですのでご注意を)。

「ハハア、これが尿酸に違いない。身体は炎症を起こして体内に蓄積した尿酸を出しているのだろう」と考えました。

27ー3考えてみると、通常の自分の尿は無色に近い状態でした。
つまり体内で作られた尿散をうまく排泄できていないと考えることが出来ます。
そこで思い付いたのがビタミンB群の摂取です。
奥さんの勧めもあり、ビタミンB群をサプリメントで摂取することにしました。
するとどうでしょう。
摂取し始めて数週間で、時々、痛風を発症した時に見られる尿が出るようになったのです。
毎日ではないのですが、特に昼食を摂った数時間後によく観察できるようになりました。
以来、2年以上ビタミンB群を摂っています。
初めて数カ月後に痛風の発症が1度だけありましたが、それ以後は発症していません。

もう一つの発見があります。
去年は2回も肋骨にヒビが入り、左手首と肘の腱鞘炎も体験しました。
要するにヒビや腱鞘炎による炎症です。
するとどうでしょう。
炎症が起こると、尿の色がオレンジ色になるのです。
やはり身体は体内に蓄積した尿酸を炎症を起こすことで、体外に排泄していたのです。

十年以上前に通風の炎症を抑えるために、内科の先生に抗炎症剤を処方してもらった時に「そうやって小出しに出していた方が良いんだよ」と冗談か本気か分からないことを言われたことがあります。
でも今では、それは本当のことだと考えています。
身体はわざと炎症を起こして、体内に蓄積した尿酸を排泄しているに違いないと
そして、それを補助するのがビタミンB群だと考えています。

尿酸を体外に排泄する補助をしているのがビタミンB2なのか、他のB群かは不明です。
これからも身体を使って観察を続けるつもりですが、B群が体内に蓄積した尿酸を排泄する上で、とても重要な働きをしていると確信しています。

27ー4毎日、午後になると黄色い尿が集中して出ます。
暫く観察していると分離して、便器の底に沈澱しますので、水溶性のビタミンB2だけではないことは明らかです。

また何か新しい発見がありましたらご報告します。
痛風を抱えている人は、是非お試し下さい。
発症歴が長い人は、おそらくビタミンB群の摂取を始めてから、尿酸がコンスタントに排泄されるまでには時間がかかります。
半年から1年を目安に続けて下さい。
きっと同じ体験をするだろうと思います。

 

ちなみにビタミンB2を豊富に含む食べ物は;

レバー、ウナギ、シジミ、卵、ししゃも、イワシ、サバ、タラコ、チーズ、干しシイタケ、アーモンド、納豆、だそうです。

次回はビタミンB3に挑みます。