Archives for 8月 2013

ししとう

昨日は二十四節気のひとつ「処暑」。
暑かった季節もようやくおさまる頃と言われていますが、まだまだ残暑が厳しいですね。

7~9月ちょうど今が旬のししとう。
先端が獅子の頭に似ていることから、この名前がついたそうです。

IMG_2682ししとうにはピーマンと同様に栄養価の高いβ-カロテン、ビタミンC、ナイアシン、カリウム、食物繊維、カプサイシンなどが含まれています。

β-カロテンには、細胞の老化を防ぎ、美肌に効果があります。

ビタミンCは、免疫機能を高めて、疲労を回復させる効果があるので、この時期夏バテ予防に有効な食材です。
さらに、細胞を丈夫にし、メラニン色素を分解する働きがあるので、日焼け対策にも有効です。

また、トウガラシと同様に含まれているカプサイシンは新陳代謝を高め、脂肪を燃焼させる効果もあるので、ダイエットにおすすめです!

 

ししとうを食べると、たまに辛いにの当たったりしませんか?

その理由として、唐辛子の花粉がししとうの花に受粉してしまったもの、水不足や夜の湿度が高いためにストレスで辛味成分のカプサイシンが増える、という2つの理由があるでそうです。
夏場のししとう、種が少ないもの、先が尖がっているものは辛いものが多いですので、辛いのが苦手な方は注意して食べてみてください(^^)

ししとうはピーマンの仲間なので、油やみそとの相性がよく、油炒めや揚げ物、炒り煮にすると美味しく召し上がれますよ♪

残暑に負けず元気に乗り切りましょう!!

とうもろこし

暦の上では立秋ですが、毎日暑い日々が続いております。お元気にお過ごしでしょうか?

近所の盆踊りやお祭り、花火大会と夏のイベントが毎週のように行われていて楽しい季節ですね(^^)


 

8月6日~8日に行われた仙台七夕まつり

 

 

 

 


 

 

 

8月5日 仙台七夕まつり前夜祭・花火大会

 

 

今日は夏野菜の一つである「とうもろこし」について☆

早いものは5月前から出回るようですが、6~8月が旬のとうもろこし。

とうもろこしの主な成分は炭水化物であるが、胚芽の部分には脂質、ビタミンB1、B2、E、ミネラルをバランスよく含む栄養豊かな野菜です。特にとうもろこしは、コレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化の予防に役立つ、脂肪酸の一つであり必須脂肪酸であるリノール酸をたくさん含んでいます。

また、とうもろこしにはセロリやフキよりも多くの食物繊維が含まれており、便秘の改善や大腸がんの予防、美容に効果的なのだそうです(^ω^)


 

そして普通は捨ててしまうとうもろこしのひげの部分。漢方では「南蛮毛」という立派な薬!

ブドウ糖、クエン酸、脂肪酸、ビタミンKなどを含んでいるので、煎じてお茶代わりに飲むとさまざまな薬効が得られるとのことです。もっとも知られているのは体のむくみをとるという作用!急性腎炎や妊娠中のむくみに悩んでいる方は、とうもろこしのひげを乾燥させたもの60gを煎じて、1日3回に分けて飲むと、強い利尿作用によって、むくみを解消してくれるとのこと。膀胱炎や尿道炎の場合もこの方法で症状が改善されるそうです。

生活習慣病の予防のためにもぜひ!ひげも捨てることなく健康のために活用してみませんか?

 

まだまだ暑さが厳しいので体調をくずされませんようお元気でお過ごしください。

 

 

奄美世のごはん#026:食欲アップ

夏本番です。
とはいえ、亜熱帯の奄美より気温が高い東京というのも、なんだか変な感じです。

30℃を越える熱帯夜には、冷房に頼らざるを得ないのですが、やはり、一晩中だと身体は疲れます。
熱中症の予防を心掛けるあまり、水分を摂りすぎて、食欲が落ちている方もいらっしゃいます。
疲れや水分の摂りすぎで、食欲が落ちて食べる量が減ると、栄養バランスが偏ってしまいます。

そして栄養の偏りは、疲労回復の妨げとなってさらに疲れをためてしまい、食欲をそぐことになり、悪循環を引き起こします。

また、食欲がない時には消化の良いものをと、お粥や素麺など口当たりのいいものを選びがちになりますが、これがかえって食欲を落とし、栄養不足になることもあります。

夏野菜の甘酢漬け by 古田朋子『奄美世のごはん』(DoctorsSuggestion.com)おかゆ食などは、胃炎や下痢など、コンディションが悪い時には向いていますが、たんに食欲が落ちているだけなら、普通食で、食事の時間をしっかりとって、よく噛んで食べましょう。

食べられる量が少ない時こそ、食べるものの質を高めましょう。
もちろん、無理やり食べることはすすめませんが、食欲が出るような工夫は必要です。

まずは料理をカラフルにすること。
視覚からの入力が、食欲を刺激します。

料理の豊富な色合いは、目に楽しいだけではなく、いろいろな栄養素が含まれているということですから、たくさん食べることができなくても、バランス良く栄養素を摂ることができます。

豆腐キムチもずく酢 by 古田朋子『奄美世のごはん』(DoctorsSuggestion.com)また、お酢や、香辛料、ハーブなどで、めりはりのある味付けをして、食欲を高めてください。

酸みや苦み、辛みは、食欲を刺激するだけではなく、消化器の働きを促し、消化液や唾液の分泌を高めることで、栄養素の消化吸収を助けてくれます。

手間をかける必要はありません。
切るだけ、焼くだけ、炒めるだけ、混ぜるだけ、簡単なレシピを試してみましょう。

精神的なストレスも、食欲不振や栄養素の偏りの原因になりやすいのですが、過剰なストレスに気がついていなかったり、慣れてしまっている場合もあります。

もずく酢 by 古田朋子『奄美世のごはん』(DoctorsSuggestion.com)「私はだいじょうぶ」と思っていても、もし、口内炎ができていたら、それは身体が発しているサインかもしれません。

口内炎は、疲れや栄養の偏りで免疫力が低下した時に、細菌やウイルスの感染が重なって起こりやすくなります。

口内炎ができていると、痛みで食べられなかったり、噛むことを避けたり、噛まないでよいものばかりを食べたりと、栄養バランスの崩れに拍車をかけます。

特に口内炎に効果的な栄養素は、口腔粘膜を保護するビタミンB群、組織の修復と保護にカロチン(ビタミンA)、細胞と細胞を強くつなぐビタミンC。
ビタミンB群とビタミンCは水溶性のビタミンなので、定期的に補給しなければなりません。これらのビタミンは、ストレスに対抗するためにも必須です。

にがうりの味噌炒め by 古田朋子『奄美世のごはん』(DoctorsSuggestion.com)刺激で口内炎の痛みが強くなる場合は、香辛料を控えてください。

ストレスにも口内炎にも、日ごろの偏りのない食事がなにより大切です。

 

食事の時は端末やテレビを消して、食べることに五感を使いましょう。

何を食べていますか?
どんな色ですか?
どんな味ですか?

食感は?
作った人は?
採れた土地は?

昼と夜が入れ代わる時にほんの少しだけ自分の時間をつくりましょう。

そして、心や身体に疲れがないか訊ねてみましょう。

海 日没瞬間 by 古田朋子『奄美世のごはん』(DoctorsSuggestion.com)

栄養と日常生活#026(仲井DC)

今回はビタミンB1をご紹介します。
B群には多くの仲間があり、数字で現わすだけでも1、2、3、5、6、12と、6種類もあります。
何故、数字が飛ぶかと言いますと、後に同じ種類だと判明したものが消去され、現段階では数字で現わすビタミンB群は、この6種類になっています。

今回はビタミンB1ですが、別名チアミンまたはサイアミンと呼ばれることもあります。
一日に必要とされる量は、成人は1mg前後ですが、体内貯蔵量は少ないので、毎日補給したい栄養分でもあります。

基本的に水溶性のビタミンで、硫黄を含むアミン化合物です。
弱酸性の状態で安定しますが、アルカリ性で分解してしまう特徴があります。

51N3Q6XAQ6L__SL500_AA300_ビタミンB1はエネルギー代謝に必須な物質で、以前にご紹介した体のエネルギー源となるATPを作るクエン酸サイクルに必須となる物質です。
また成長を促進したり、炭水化物の消化を補助します。
また神経系、精神状態の改善や、帯状泡疹の治療にも使われています。
また甲状腺ホルモンを作る際にビタミンB1が必要になることも分かっています。

ビタミンB1が不足すると、四肢のしびれやうずき、全体的な筋骨格虚弱(筋線維痛に似ているのでご注意を)、低血圧や目眩がビタミンB1不足の最初のサインです。

ビタミンB1不足による疾患で、最初に思い浮かぶのが“脚気”だと思います。
一度は聞いたことがある病名でしょう。
英語ではベリベリ(beriberi)と呼びます。
脚気は末梢神経障害や心不全を引き起こす恐ろしい疾患です。
その他にも多発性神経炎、便秘、食欲不振、胃腸障害、記憶力低下、筋の痙攣、むくみ、疲労感、血圧異常、心肥大などもあります。
「なめたらアカン!ビタミンB1不足!」と強調しておきます。

たかがビタミンBと考えるでしょうが、実は日本はビタミンB1不足で、多くの人の命が奪われているのです。
ビタミンB1はお米の胚芽に多く含まれているのですが、平安時代から江戸時代にかけて精米した白米を食べる習慣(上層階級)が出来てから、多くの人がビタミンB1不足で命を奪われた歴史があるのです(“江戸患い”と呼ばれて恐ろしがられていた)。
そして江戸時代に蕎麦が普及したのは、ビタミンB1を多く含んでいたからだそうです。

51M101BCY6L__SL500_AA300_更に調べてみましたら、大正期以降、ビタミンB1を含まない精製された白米が普及すると共に多くの患者を出し、結核と並ぶニ大国民病と呼ばれていたそうです。
そして何と大正末期は年間2万5千人もの死亡者を出しています。
今の日本において交通事故で亡くなる人数が年間1万人前後であることを考えたら、かなりの人数だと言えます。
しかも大正末期の日本人の人口は、今から比べたらかなり少なかった筈だと思い、調べましたら5千9百万人(大正14年)でした。
つまり現在の半分ですから、今なら5万人の命が奪われることになります。

栄養が豊富になった現代に、ビタミンB1不足や脚気など関係ないと思うかも知れませんが、トンでもございません。
今でも多くの人がビタミンB1不足で多くの症状に悩まされています。

1975年(昭和50年)以降、栄養成分の偏ったジャンクフードの普及で、何と脚気が再発しているのです。
またアルコールを分解するためにビタミンB1が消費されることも判明しており、アルコール依存症の患者のビタミンB1不足も判明しています(耳が痛いのですが、自分はビタミンB群のサプリメントを摂取してます)。

413HNF875AL__BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_当オフィスではビタミンB1単独のサプリメントは使っていません。
B群はお互いに助け合うことが分かっているので、複合B群を使用しています。
Doctors’ Suggestion『サニビーエスプラス』

時々、痛い場所が動く人がいます。
少し前は左膝、数日前は右手、今日は踵など、痛い場所が変化する人がいます。
また原因不明の痛みに襲われる人もいます。
神経学的に説明のつ1かない痛みに襲われる人には必ずビタミンB群の検査を行います。
すると多くの人はビタミンB群に反応します。
症状が緩和するまでは、サプリメントでビタミンB群を摂ってもらうように指導しています。

基本的には、食事の見直しが大切です。
食べ物としては、ビール酵母、米ぬか、肝、胚芽、小麦全粒粉、ピーナッツ、豚肉、殆どの緑黄色野菜に含まれているそうです。

次回はB2とB3をご紹介します。