Archives for 12月 2012

年越しそば

2012年も最終日となりました。今年は皆様にとってどのような1年でしたでしょうか?
私にとって今年は良くも悪くも初めての経験が多い年となりました。

大晦日(12月31日)には年越しそばといって、縁起をかついで蕎麦を食べる習慣がありますよね。
これは江戸時代中期から始まったものだそうです。
蕎麦(そば)は長く伸ばして細く切って作る食べ物なので、細く長くということから「健康長寿」「家運長命」などの縁起をかついで食べるようになったという説が一般的です。

ほかにも諸説あり、他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味もあるのだそうです。
つごもりそば(晦蕎麦)とか、みそかそば(晦日蕎麦)と呼ばれることもあります。

蕎麦に含まれる代表的な栄養素「ルチン」は、毛細血管の壁を強くする作用があり、高血圧を予防する効果もあると言われています。
ルチンは水溶性なので、蕎麦を食べる時にはルチンが溶け出しているそば湯を飲んだ方が良いとされてきましたが、現在では、そばのルチンはほどんと溶出しないことがわかってきているそうです。

 

本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に、明くる年も変わらぬ お引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
どうぞ皆様よいお年をお迎え下さい(*^_^*)

Merry X’mas

メリークリスマス! みなさま週末はいかがお過ごしでしたか?

3連休中にクリスマスパーティなどをして楽しんだ方も多いのではないでしょうか?(o^^o)

クリスマスと言えば…シャンパンやワイン、ローストチキン、クリスマスケーキ☆



これらのアルコール、お肉、甘いものは肝臓を疲弊させてしまいます。そんな肝臓の元気をサポートしてくれるのが、当サイトで取り扱っている「マリアアザミ」。

 

▼マリアアザミ

http://doctorssuggestion.com/?page_id=212

マリアアザミに含まれる「シリマリン」の持つ抗酸化作用は有害物質によってダメージを受けた肝細胞を元気にサポート!

 

また、忘年会、お正月、新年会とお酒を飲んだりする機会が増える年末年始。飲酒の前後で摂取すると、アルコールから胃や肝臓を守り、悪酔いを防ぎ、二日酔いの回復をサポートします。ぜひお試しください!

 

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奄美世のごはん#018:肝臓の働き

奄美の木々も、冬支度を始めました。

クリスマス、忘年会、お正月と、肝臓も大忙しの季節です。

小さかった頃、ケーキというものは、クリスマスとお誕生日にしか食べられない、特別なごちそうでした。
今は日本中がクリスマスカラーに染まって、一度ならず、2度も3度もクリスマスパーティーという方も。
日常的にケーキを食べているのに、なぜか、やっぱり、クリスマスにはクリスマスケーキ。
しかも、アルコールやカフェインと一緒にです。

お砂糖がたっぷりのケーキやお菓子は、あっという間にぶどう糖に分解されて吸収されるココアケーキサンタ(奄美世のごはん)|DoctorsSuggestion.comと、血糖値を急激に上げてしまいます。
それに対応して、膵臓から一気に、過剰に、インスリンが分泌されます。
インスリンは身体の細胞にぶどう糖を投げ込みます。
細胞は余分なぶどう糖を脂肪にして蓄えます。

インスリンの作用に反応して、肝臓も血液中のぶどう糖を汲み上げて血糖値を下げ、汲み上げたぶどう糖は貯蔵用のグリコーゲンにして蓄えます。

必要以上に分泌されたインスリンは、急激に、必要以上に、血糖値を下げてしまいます。
低血糖です。
さまざまな身体症状が出やすい時です。
筋肉の痛みや、眠気、ひどい疲れを感じたり、落ち込んだり、不安になったり。

このとき最も影響を受けるのが脳や神経細胞です。
インスリンは血液中のぶどう糖を脳ではなく、身体の細胞に運び込みます。
ですから、通常ぶどう糖だけをエネルギー源にしている脳は、エネルギーが足りなくなりますから、大あわてで血液中のぶどう糖を増やすように命令を発信します。

リュウキュアサギマダラの越冬(奄美世のごはん)|DoctorsSuggestion.comですが、身体の細胞に蓄えられた脂肪は、残念ながらぶどう糖には変換できません。
血液中のぶどう糖を増やすには、肝臓が蓄えたグリコーゲンを分解してぶどう糖を放出するしかありませんが、このとき肝臓は、アルコールやカフェインの分解と処理でとても忙しいのです。
なかなか、低血糖を改善するにいたりません。

しかも血液中にはまだ、過剰に分泌されたインスリンが残っています。
血糖値を下げる作用を持つインスリンを分解してしまわないと、血糖値はいつまでも上がりません。
インスリンの分解も、肝臓の担当です。

低血糖は血液中のぶどう糖が足りない状態です。
中枢神経系のエネルギー欠乏は、生命活動の危機です。
脳はさらに血液中のぶどう糖を増やすように命令を発信します。
興奮状態です。
イライラしたり、攻撃的になったり、活動亢進、集中力の低下、抑えられない食欲。

やっかいなのは、てっとり早く血糖値を上げる手段を、脳と身体が記憶していることです。
それは甘いお菓子やケーキ、アルコール、カフェインを再び摂取すること。
そして血糖値の急上昇と急降下を繰り返してしまうのです。
お酒を飲んだ後、お茶漬けやラーメンでホッとするのも、このパターン。

やっと脳や神経系が安心できるレベルに血糖値が安定した頃には、肝臓は疲れ果ててしまいます。
肝臓で働く酵素も大量に消費されてしまい、産生がなかなか追いつきません。
肝臓の残業を減らしてあげること。
必要な栄養素を摂取すること。

ヨーロッパでは、クリスマスのお菓子に香おからケーキ(奄美世のごはん)|DoctorsSuggestion.com辛料をたっぷり使うのだそうです。
高価な香辛料をたっぷり使って、ハレの日を祝うのだそうです。

いつも焼いているおからのケーキに、特別に有機栽培のシナモンとキャロブの粉をたっぷりいれて焼きました。

白砂糖は使いません。

貴重な奄美の黒砂糖と、リンゴと干しブドウで、ほんのり甘く、血糖値はなだらかに。




仲井先生『栄養療法セミナー』開催のお知らせ

蛤(はまぐり)

12月も半分がすぎ、2012年も残り17日となりました。

街はクリスマスモード!仙台で有名な光のページェントも毎日開催されています。

 

先日、いきつけのお店でパスタを注文したところ今日は蛤を仕入れたと言われたので、塩系のはまぐりのパスタをお願いしました。



はまぐりの旨みたっぷり(*^^*)

主成分のタンパク質はアミノ酸組成のバランスがよく、甘みと旨みに富む。これらは煮汁に溶けだすので、潮汁や鍋物など汁ごと栄養素を余すとこなくいただきましょう!

旬は、秋から春。はまぐりが美味しいのは2月(旧暦の3月)までとされ、ひな祭りのはまぐり料理は、はまぐりの食べ納めでもあったそうです。

はまぐりは、貝類の中でも抜群にカルシウムが豊富!そのほかに含まれている鉄分やマグネシウム、亜鉛といったミネラルとカルシウムの相乗効果で、骨や歯の健康維持にも効果的!また鉄や赤血球を増やすビタミンB12などが多く、貧血の人にもおすすめです。コレステロール値が低いうえに、さらにコレステロールが血管にこびりつくのを防ぐタウリンも多く含まれているので、血管を若々しく保つ効果が期待できます。高血圧予防や疲労回復にも役立つ食材のひとつといえます。

 

☆おまけ☆

非行に走ることを「ぐれる」というが、これははまぐりからきているってご存じでしたか?はまぐりの貝殻は、対になるもの以外はぴったりと合わない性質があることから、ぴったりと合わないことを江戸時代に「ぐれはま」というようになり、さらに「ぐれ」の部分だけが転化したといわれているみたいです。

50度洗い

 

先月、2012年の新語・流行語大賞にノミネートされた「50度洗い」

「塩こうじ」や「タニタ食堂」など他にも食に関する用語がノミネートされていました。

50度洗いは、その名のとおり50度のお湯で野菜などを洗うことでしなびた野菜でも新鮮な状態に復活させるという話題の調理法です。

元々は有名レストランで使用されていた方法だそうですが、テレビで紹介され家庭にも一気に話題になりました。本も出版され注目度が上がった調理法です。

そんな50度洗いの考案者は低温スチームの研究家である平山一政先生。
平山式低温スチーム鍋は有名だということですが、みなさんご存じでしょうか?
低温スチームの研究の過程で50度洗いが発見されたそうです。

50度洗いでどうして野菜が新鮮な状態になるのかというとこれは「ヒートショック」という現象によるもので、50度のお湯で葉の表面の気孔が開き、そこに水分が入ることで新鮮な状態に戻るというものです。

野菜は元々水洗いするのが世界的な常識とされていましたが、50度洗いの発見によってそれが覆されたまさに調理革命!

50度洗いのやり方は簡単では20~30秒を目安に洗う(野菜の種類により1~2分)だけ。温度計さえあれば、誰でも簡単に実践できますのでお試しください!

本日、新語・流行語大賞が発表され、今年大ブレイクしたピン芸人スギちゃんの持ちネタ「ワイルドだろぉ」が受賞したそうです。残念ながら「50度洗い」は、トップテンには入りませんでしたが、野菜だけでなく、肉や魚や果物にまで効果があり、より美味しく調理することができます(^^)♪

 

2012年も残すところ1か月を切りました。やり残したことがないように過ごしましょう☆

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栄養と日常生活#018(仲井DC)

今回から“タンパク質”のお話しをさせて頂きます。
しかし正直言って、少々重い気分でいます。
「タンパク質をどこまで説明できるだろうか?」というのが正直な今の気持ちです。
つまり、自分自身がまだタンパク質の本質をしっかりと掴めていないのです。
しかしタンパク質を避けて通るわけには行きませんから、自分自身の挑戦という意味でも、頑張ってみようと思います。

まずはタンパク質の語源からご紹介します。
古代のギリシャ人はタンパク質を「最も大切な」という意味の「プロト」と呼びました。
そしてこれが“プロテイン(タンパク質)”となったのですが、古代からタンパク質の重要性が理解されていたなんて、何とも驚くべき事です。

実はタンパク質は他の栄養素より、科学的に詳しく解明された物質だと言われています。
ある意味、その通りなのかも知れません。
何故なら、今の最先端科学は“タンパク質学”と呼んでも過言ではないからです。
DNAやRNA、遺伝子もタンパク質と密接な関係を持ちます。
遺伝子からDNAに伝えられた情報は、細胞内の核からリボソームと呼ばれる部分に伝えられ、リボソームに蓄えられた大量のアミノ酸から、体内で必要となるタンパク質が作られるのですから・・・。

タンパク質1自分は3大栄養素の炭水化物を「身体のガソリン」、脂肪を「身体のエネルギー貯蔵と免疫」と呼び、タンパク質を「生命そのもの」と呼んでいます。
理由は少しずつお分かりになると思います。

体の60%前後は水分で形成されています。
しかし20%前後はタンパク質で作られています(固体部分だけでみると75%)。

タンパク質と言われると、皆さんが最初に思い浮かべるのは“お肉”だと思います。
もちろん穀類や野菜、そして果物等にも、ある程度のタンパク質が含まれますが、確かに動物のお肉には、私たち人間の栄養素となるタンパク質が沢山詰まっています。

「タンパク質ダイエット」を聞いたことがあります。
肉類を主に摂取して、炭水化物を食べないのだそうです。
確かに痩せると思いますが、体内の水分が大量に排泄され、その他の理由からも大変危険なのでお止め下さい。
追って詳しく説明します。

ここでアミノ酸を説明をしなくてはなりません。
実は自分たちに必要なタンパク質とは、実はアミノ酸で出来ています。
ではアミノ酸とタンパク質はどう違うのでしょう。

少々難しくなりますが、アミノ酸はアミノ基(-NH2)とカルボシル基(-COOH)を備えた化合物の総称です。
アミノ酸には炭素(C)、水素(H)、酸素(O)に加え、必ず窒素(N)が含まれ、中には硫黄(S)を含むアミノ酸もあります。
そしてアミノ酸同士の結合をペプチド結合と言います。
そして2つ以上のアミノ酸が繋がった状態をペプチドと呼びますが、そのペプチド結合でアミノ酸が40個以上繋がると、始めてタンパク質と呼ばれます。
つまりタンパク質とは、アミノ酸が40個以上ネックレスのように繋がった状態だと想像して下さい。
大きなタンパク質になると、1000個以上のアミノ酸がペプチド結合によって繋がっています。

自然界には500種類ものアミノ酸が見つかっていますが、私たち人間に必要とされるアミノ酸は20種類です。
またそのうち体の中で作れないアミノ酸は8~9種類(子供と大人で多少異なります)あり、これを必須アミノ酸と呼びます。
つまり体内で再生したり産生できない、食べ物から摂取しなければならないアミノ酸が8~9種類あるということです。
これは脂肪の時にご紹介した必須脂肪酸と同じ意味を持ちます。

私たち人間は約60兆の細胞で出来ていますが、それぞれの細胞には、先程ご紹介したリボソームにアミノ酸が、それぞれ80億個ほど含まれると言われています。
1つの細胞の大きさは、おおよそ10~20ミクロン(μ)ですから1ミリの100分の1から50分の1です。
その細胞に80億個のアミノ酸が含まれるのですから、凄い量だと分かります。

そして体は食べ物として摂取したタンパク質を胃や腸から分泌する消化酵素によって、タンパク質やペプチドとしてではなく、わざわざ個々のアミノ酸にまで分解して始めて体内に吸収します。

何故タンパク質やペプチドではなく、わざわざ1個のアミノ酸まで分解して吸収するのでしょう?
それは体内でのタンパク質の働きをご紹介すれば納得が行くと思います。

体内で生産されたタンパク質(またはペプチド)は、生命活動を補う栄養素、筋肉の収縮、呼吸や代謝を補う酵素、免疫の抗体、骨や筋肉や皮膚の構造も、髪の毛や爪もタンパク質、ホルモンやヘモグロビン等々もタンパク質で作られているのです。
「生命そのもの」と呼ぶ由縁です。

タンパク質2このタンパク質は全て20種類のアミノ酸が配列を複雑に変えて作られているのです。
つまり1個1個のタンパク質は異なるアミノ酸の配列によって、ホルモンになったり、酵素になったり、筋肉になったりしているのです。
そこに人間とは異なる配列を持った動物や植物のタンパク質が侵入してしまうと大変なことになる可能性があることがお分かりになると思います。
つまり異なる情報が体内に侵入しないように、タンパク質を個々のアミノ酸まで分解する必要があるのです。故に単独のアミノ酸まで分解してから吸収しているのです。

皆さんは「狂牛病」を覚えていますか?
タンパク質3死んだウシを砕いて、生きているウシの餌料として与えた結果、海綿状(スポンジ)脳症になって死んでしまう恐ろしい病気が2000年の始めに広がり、世界中のウシが殺されました。
これは未だに解決していない事件ですが、生きたウシに死んだウシのタンパク質(プリオン)が侵入したからだと推測されています。
しかし前述したように、タンパク質そのものは吸収されません。
原因は今でも解明されていないのです。

タンパク質はいまだに解明されていない部分も沢山あります。|次回は、別の観点からタンパク質を考えてみます。




治療家向け栄養療法セミナー(講師:仲井康二DC)by DoctorsSuggestion.com